小倉記念
小倉芝2000m ハンデG3

検索するとトップに小倉記念病院が出てきていた記憶があるのだが、現在では重賞の情報がトップに来るようだ。

私が参考にしている、
・当該レースでのデータ(位置取り、人気、枠順など)
・前走データ(位置取り、人気、枠順など)
・ラップの傾向
を過去10年についてまとめています。
これを見ながら展望を書いています。



・当該レースでのデータ
2-1

1番人気は10年で2-1-1-6、3番人気以内では12/30。4-6番人気が12頭と多く、7番人気以下では6頭と多くないものの、2桁人気は4頭が好走し、勝ち馬も2頭出ている。
4角2桁番手は3頭のみだが、7-9番人気は8頭が好走しており、差しが決まらないと考えるべきではない。4角先頭に関しても、好走が3頭出ているが全て3番人気以内。好走馬の上がりは年によって異なるが、34秒台が最も多い。
2桁馬番は8/30で期待値よりも少ない。2桁人気も内寄りから多く出ており、外はマイナスと考えて良いのだろう。
ハンデで見ると牡馬換算57kg以上が11頭に対し54kg以下が9頭。2桁人気は全て55kg以下から出ており、重い馬は人気サイドが中心。
3歳が1頭に4歳が7頭で、人気サイドばかりなので若い馬に妙味は無い。6歳以上は7頭で特別多い訳ではなく、中心は5歳。牝馬の好走は3頭。


・前走データ
2-2

前走馬券圏内は11/30。
前走G1が5頭。古馬は春天8,12着と宝塚記念6着。3歳はダービー7着と皐月賞12着から。前走G1組は小倉記念で5着以内。
その他の重賞は18頭。七夕賞からが最多で8頭。前走は3-1-0-4で人気薄も出している。新潟大賞典が3頭で前走は7,8,9着。鳴尾記念が3頭で前走は1,2,13着、3頭は全て小倉記念を勝っている。エプソムCが2頭で前走は9,10着。その他は中日新聞杯1着とマーメイドS4着から。
OPから2頭。巴賞3着と米子S7着から、中穴を出している。
条件戦は5頭。準OPを勝ってきたのは2頭のみで、3頭は前走で負けて格上挑戦だった。


・ラップタイム
2-3
2-4
図の棒グラフは各ハロンにおけるラップの標準偏差、右ラベルに対応
青線は良馬場のみの平均

前後半に分けると58.9-59.1とほぼ平均バランス。
序盤の先行争いが激しくなるが、上りの1-2角でまず間違いなく緩む。向こう正面からは下りなのでペースはある程度上がり、12秒を切る区間が続く事が多い。
後半全体でペースが速くなるので、4角から直線でペースがさらに上がる事は少ないが、2013,14,18は直線で加速している。ラストではある程度ラップが落ちており、前が止まる傾向がある。レースラップの上がりは35.4。
序盤で脚を使った上に後半の仕掛けが早くなりやすいため、小回りでも前の馬が簡単に残れるレースではない。