AJCC
中山芝2200m 別定G2

有力馬の始動戦の一．

私が参考にしている、
・当該レースでのデータ（位置取り、人気、枠順など）
・前走データ（位置取り、人気、枠順など）
・ラップの傾向
を過去10年についてまとめています。
これを見ながら展望を書いています。


・当該レースでのデータ
1-1

1番人気は10年で3-3-0-4，3番人気以内では16/30．2桁人気は1頭で，基本的に大きく荒れるレースではない．
4角2桁番手はゼロ．しかし4角先頭は2頭なので逃げれば良いというものではなく，2-3番手もそれほど強くはない．好走馬の上がりは34秒台に入る年もあるが過半数は35秒台かそれ以上．
2桁馬番は8/30で頭数を考えても外はややマイナス．12番より外は2頭しか好走馬が出ていないので、多頭数では内外の差が大きそうだ。
4歳は10頭だがほとんどが人気馬．意外にも牝馬の好走はゼロ．


・前走データ
1-2

前走馬券圏内は15/30。
前走G1は11頭。凱旋門賞を除く10頭のうち、古馬G1で最も多いのは有馬記念で3頭。前走は4,6,10着。他はJC12着と秋天17着、春天4着から。菊花賞からの4頭は前走2,6,6,7着で、前走は2-7番人気。AJCCでは全て3番人気以内に。
その他の重賞は14頭。中日新聞杯が3頭、金鯱賞が4頭、中山金杯が2頭、福島記念が2頭、チャレンジCとアル共、ステイヤーズSが1頭ずつ。前走は1-5-3-5で前走凡走馬が穴を開けるが、前走が人気薄だと苦しい傾向。
OPからは3頭で全てディセンバーS。前走は1,2,6着で、フェイムゲーム以外は前走1,2番人気。
条件戦組は2頭で、前走2000-2200の準OPを人気で勝った4歳馬。AJCCでも2,3番人気に。


・ラップタイム
1-3
1-4
図の棒グラフは各ハロンにおけるラップの標準偏差、右ラベルに対応
青線は良馬場のみの平均

前後半に分けると61.7-60.2とスローバランス．
序盤で緩んだ流れが、中盤以降でダラダラと加速していき、そのままコーナーから直線に入って直線でもう一段階加速、ラストの坂で大きく落とすという展開。レースラップの上がりは36.1。
2015、2019のような年もあるが、基本はステイヤーレース的な展開で、キレを求められる事は少ない。ラストは落とすのでここで踏ん張れないと厳しいが、中盤以降に動くのはなかなか厳しそうである。


タグ ：
#AJCC